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zoom RSS 「ママ」という歌

<<   作成日時 : 2013/11/21 08:51   >>

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昨日ラジオで流れた文月メイさんの「ママ」という曲。

聴いた時、
どうにも違和感がぬぐえなくて、なんなんだろうとぐるぐるしてしまいました。
聴いてて涙が出てきたのですが、
感動とは全然違う涙で。

せつない、というか
むなしい、というか、
…悔しい?
むごい?

なんか、そんな感情の涙。


聴きながらずっと思っていたのは、
“この人、なんで死んだ子供の気持ちがわかったの?
イタコさんにでも依頼したの?”
と。


多分そこは創造者なんだから、
自分が当事者の気持ちになって膨らませたのでしょう、って思うのだけど、
それが私と違いすぎるってのが原因なのかもしれません。



ざっくり説明すると、
この歌は児童虐待をテーマにしていて、
親に殺された子供が、親へ「ママ、愛してるよ」ってあの世から伝えている内容なのです。
曲調はとっても素敵で、歌声もいいと思います。私は好きな声です。

文月さん自身も昨今の児童虐待のニュースで心を痛めて
つくった曲らしいのだけど、
私もそういうニュースを聞くにつけ
どうしようもなく辛くなるのだけど、

…果たしてこの歌のようなメッセージにたどり着けるだろうか?
と悩んでしまったのです。


文月さんが虐待を受けていた人で、
こういう結論に達したなら分かります。

私は幸運な事に親から虐待を受けた経験はありませんが
万が一受けていたら、
それでも親が好きだと言えるかなぁ、と考えてしまいます。

結局私も想像でしか言えないのですが、
多分うらむし、不幸になればいいと思うし、勝手に死んでくれ、と思うし、
親との思い出なんて思い出したくないんじゃないかと思うんです。


まして親になった今、
自分の子供がこんな事思っていて欲しいなんて絶対に思わない。
私がもし子供にうらまれるような事をしてしまったら
嫌われて仕方ないし
いっそ復讐してもらった方がいいとさえ思います。

私は子供に虐待はしてないと思うけど、
それはあくまで私個人の見方であって
子供からみたらそうじゃないかもしれないので、
常にそういう恐怖(?)があります。
子供が私を愛してくれるのかも分かりませんし、
それはそれで仕方がないです。
とりあえず私は子供が一人で生きていけるようにするだけです^^;



この歌が
母親目線の歌だったら有線NGになったりしなかったんじゃないのかなぁと思います。
ただこういう歌詞にはならないでしょうが。

もしくはインディーズならいいと思うんです。
“私はこう感じたんだ!”って言うのは自由だと思うので。

でなければ、こういう状況でも「ママ、愛してる」って言わざるを得なかった
バックグラウンドを歌に入れられれば良かったと思うんですよね。

この歌の中の子供は
まだ幼い年齢だと思うので、
親の世界が全て、親の言う事は絶対、って思ってるかもしれません。
どれだけ虐げられても親に近づいてく子供の姿を想像させる歌にできていたら
“このケースの場合の歌”
というように狭める事ができるので、
もうちょっと受け入れられたかもしれないです。
現状だとあまりに児童虐待広義を指していて
これに当てはまらない私からは“???”になっちゃうんです。


おそらく作者は
“いろいろあったけど、ママの事愛してる”
って思っているんじゃないでしょうか。
でも、その“いろいろ”は
抵抗する術もなく殺されてしまった人からみた“いろいろ”とは幅が違うと思いませんか?

虐待されて死んだ子供の代弁者には誰もなれないんじゃないでしょうか。。。



自分の主張を言うのはとても重要だと思います。
そしていろいろな人がいて、
自分と同じ考えの人はいないので
反論が出るのは仕方がないと思います。
自分もそう思って描いていたりする訳で。

この歌を、作者が“児童虐待がなくなって欲しい”と思ってつくったのは事実だと思うので
聴いた人が真剣に考える機会になれば
まぁ成功なのかなぁとも思います^^;

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